松阪市参宮街道 松阪商人の館 行灯引渡式 平成24年1月11日
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街道に面した旧家
松阪商人の館は江戸時代屈指の豪商・小津清左衛門の旧邸宅で、広い敷地に建てられた屋敷はまさに「江戸店持ちの松阪商人」と言った感のある建物です。
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300年の時を超えて
およそ300年前に建設された小津清左衛門の旧邸宅に現代の行灯の明かりが点ります。
小林教育長挨拶
松阪商人の館を管轄する松阪市教育委員会の小林教育長より御挨拶を頂きました。
行灯の手渡し
前川代表から小林教育長へ行灯が手渡されました。
行灯に描かれた松阪三偉人
今回手渡された行灯には蒲生氏郷、本居宣長、松浦武四郎の松阪三偉人が描かれています。
今回の行灯は友禅の手法により描かれ、大嶋さん(右端)の筆によるものです。
氏郷公辞世の句
蒲生氏郷が描かれた行灯(右端)には、松阪城址の石垣と氏郷公辞世の句が描かれています。
「限りあれば 吹かねど花は 散るものを 心短き 春の山風」
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松阪市民族資料館に寄贈された行灯
今回、松阪商人の館に寄贈された行灯のほかに、松阪市民族資料館と本居宣長記念館にも行灯が寄贈されました。
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本居宣長記念館に寄贈された行灯1
本居宣長記念館には2基の行灯が寄贈され、この行灯には駅鈴や春の宣長記念館の様子などが描かれています。
街道と行灯
およそ400年前に松阪の町が開かれここを街道が通り
300年前に建てられた邸宅の前に21世紀の現在、行灯が点ります。