あんどんを街道に
伊勢本街道に配置される行灯。
本街道に繋がる別街道も含め順次設置予定です。
伊勢本街道を照らすあんどん
伊勢街道(参宮街道)、伊勢街道は江戸時代を代表する伊勢神宮へ通じる街道として旅人の文化、情報が行き交う古い歴史をもつ生活の路としてにぎわいを魅せていました。
行灯の歴史は江戸時代に庶民の生活の中に広がっていき、華やかな文化に溶け込んでいったと言われています。
その時代には、伊勢神宮へのおかげ参りが見てみたい全国から伊勢の国を目指していたのでしょう。
街道筋には宿場町跡が残っており、昔の屋号も多くこの街道の風情を後生まで残す為に行灯をテーマに軒先に置かせて頂きました。
伊勢街道に俳句の書かれた行灯を
川柳・俳句・短歌の歴史は古くその時代の風情に合わすかの様に日本の文化に溶け込んでいったのでは
人々がその土地で、旅先で、交流の場で季節感、文化伝統を取り入れ句が読まれ俳人の方々によって引き継がれてきたのではないでしょうか。
全国の街道を歩いているとその土地の文化伝統が川柳・俳句・短歌を通じて心に伝わってきます。
伊勢本街道の歴史を
伊勢本街道は歴史を感じる古道であります。
行灯に書かれた川柳・俳句は街道を歩く人々の行き交う心の安らぎを感じていただける、そして立ち止まって歴史を振り返えり、掘り起こしていただき街道の知識を高めていただける事だと思います。
筆者紹介
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筆者 黒瀬 富三夫
参宮街道夢おこしに参加をさせて頂き光栄です。
街道を川柳・俳句で楽しみながら歩いて頂きたいと思っています。
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筆者 坂上 惠穂
三重県は松尾芭蕉の生誕地であり川柳・俳句がさかんな歴史的土地柄であります、伊勢神宮へ繋がっていく参宮街道に「行灯の明かりと共に川柳・俳句が歌われた夢おこし」に全国から来て頂きたく思っています。