奥津宿行灯点灯式　平成24年4月15日

神宮を伊勢に祀った倭姫命が大和から伊勢へ向かった際に通った道ともいわれる、奈良から伊勢を目指す「伊勢本街道」の奥津宿に行灯の明かりが点りました。

春爛漫

満開の桜のもと準備が進み、賑やかな雰囲気が行灯点灯式を盛り上げます。

「伊勢本街道を活かした地域づくり協議会」の皆さんによる猪鍋の振る舞いが行われ
熱々の猪汁に舌鼓を打ちました。

行灯引渡し式に先立ち「しょんがい音頭と踊り保存会」の奥村会長より
お祝いの言葉を頂きました。

しょんがい音頭と踊り保存会の皆さんによりしょんがい音頭が披露され
行灯引渡し式・点灯式に花を添えました。

光れ街道夢おこしの会玉川監事より、伊勢本街道を活かした
地域づくり協議会齋藤会長へ行灯が手渡されました。

（左から）伊勢本街道を活かした地域づくり協議会齋藤会長、美杉小学校中谷校長、津市議会、倉田議員
津市前葉市長、しょんがい音頭と踊り保存会奥村会長の手により約100基の行灯に明かりが点されました。

行灯点灯式終了後、光れ街道夢おこしの会のメンバーとしょんがい音頭と踊り保存会のメンバーは
伊勢本街道を活かした地域づくり協議会柏森さんの案内により伊勢本街道沿いを歩きました。

かつて宿場町として栄えた奥津は、現在それぞれに趣向を凝らした暖簾を掲げており、これらは「のれん街」として独特の景観を呈しています。

奥津の行灯は、参宮街道の行灯や、同じ伊勢本街道の
多気宿の行灯と同様に毎月10日・20日・30日に
明かりが点されます。