飯南粥見町桜まつり行灯提供 平成26年3月30日~4月6日
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市指定天然記念物
樹齢400年のエドヒガン桜
春谷寺の境内に見事に咲いた桜は行灯の光りと共に、山あいの風情を出し見物人の癒やし場となっています。
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行灯
エドヒガン桜を照らす行灯には県内外からの人達が希望のメッセージを書かれています。
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写真に思いを
愛好家の方々も、樹齢400年になるエドヒガン桜が毎年少しずつでも変わっていく姿をシャッターを押す時の楽しみで感深いものがあるとのコメントをいただきました。
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希望の記帳台
一句・一句読む姿も、真剣そのものです。
俳句集
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花ざかり 心のなかも 花ざかり
斉藤愛子
山里に 何百の春を越え 人に幸呼ぶ 桜花
渋谷美幸
山里の 夏はせせらぎ蛍舞い 春はうぐいす 春谷桜
長谷川幸一
老木は 若木従え 軍師かな
長谷川幸一
山あいの 桜にいやし 春うらら
也木弘子
エドヒガン 色の変化に 季節行く
西祐治
薄紅の 彼岸桜に 恋心
長谷川幸一
こうしえん ひとりきてみる さくらかな
山内蓮
知らぬ間に ほほえみ返る エドヒガン
匿名
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桜みて 心やすらぐ 1日かな
匿名
老木は 昔も今も 見つめてる
岡宗彦
花散し 惜しむがごとし 春谷寺
森永泰子
さくら見て 心うきうき 気も晴れた
小林美和子
山里に 咲きこぼれる ヒガン桜
山下信子
古木なれ 花の色とて 命あり
岡美智子
鶯や 桜しみ入る 春谷寺
角谷勇
山里の 花に抱き 胸あふる
岡美智子
桜咲き スマホの多き 春谷寺
飯南俳句サークル
さくらは みんなでみると たのしいよ
たばたひなみ
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行灯の 絵柄のうるむ 花の雨
森田通子
今しばし ゆるやかに吹け 春の風
森口博仁
さくらかね 風にふかれて 春がきた
陽菜
墓石の 風のあいまの 花筏
森本光生
さくらみて 心うれしく 今日の日よ
匿名
いにしえの 花を今年も みごとなり
匿名
山里の 古き桜を 見に行かん
林美由紀
桜の神が 舞い降りる山 人の心がまた花をそえるよ
佐伯悦子
春谷寺 桜に見とれて 高野谷
芳子
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花笑う こよひの風は 明日は雨
阿保高志
花や花 夢でないかと 妻の云う
ないとうみちや
孫つれて 桜さくさく 春谷寺
山内永子
歴々と 咲き乱れる老桜の間にまに うぐいすさえ
金森きぬ子
春谷寺 桜眺めて 江戸思う
村田幸善
次春も 共にあおぎし 認知妻
匿名
散る桜 谷深ければ 谷に散る
幸一
うす桜 ひらひら風に 舞い踊る
大西典子
桜花よし 散り散りに散ろうとも 元の古枝の春をわするな
恭子