平成28年3月26日 名松線全線復旧・開通八十周年記念事業
名松線は、平成21年10月8日の台風18号による豪雨で土砂崩れや路盤流出が発生し、家城駅―伊勢奥津駅間で大きな被害を受けました。そのため松阪駅―家城駅間が数日後には鉄道の運行が再開したことに対し、家城駅―伊勢奥津駅間はバス代行運行が続いていました。このたび平成28年3月26日に松阪駅―伊勢奥津駅間が6年半ぶりに全線復旧しました。
1番列車が伊勢奥津駅を出発する午前9時35分には、出発式が催され、たくさんのお客様を乗せた列車が地元住民に見送られて松阪駅に向かって出発しました。
おもてなし
伊勢奥津駅前広場では名松線全線復旧を祝って各地から来ていただく皆さん方を最高の、おもてなしをしようと気合いが感じられます。
奥津宿
伊勢奥津は、奈良・京都・西国からのお伊勢参りの伊勢本街道が通り奥津宿として栄えました。
ボンネットバスの無料体験乗車
名松線を元気にする会が、昔懐かしいボンネットバスの無料体験乗車で来場者をおもてなししました。
大盛況で嬉しい驚き
会場には前葉津市長(右)と倉田津市議会議員(左)も、イベントで頑張るみなさんを激励するため訪れました。
ちんどんやで盛り上げる
晴天に恵まれたイベント会場には、各地から復旧を祝うために沢山のグループが参加お祭り騒ぎになりました。
夢おこしの会・前川代表も大満足
松阪市からは、マスコットキャラクター・ちゃちゃもが参加をしていただきました。
ちゃちゃもは、松阪牛と松阪茶をイメージをして作られた。
この日は、少し暑かったので中に入っている方に「さぞかし暑かったでしょう」と敬意を表します。
特産品の販売・ふるまいの出店も大盛況
この日は暑かったので飲み物・特産品が飛ぶように売れました。
特に、名松線を利用されて奥津へ来られた方々には、猪鍋汁がふるまいをされました。
予想もしない沢山の方々が来られましたので早くも売り切れとなりました。
食べられなかった人達「残念・残念」の声ばかり。
田村のりひさ・前厚生労働大臣を囲んで
竹上松阪市長・大平松阪市議会議長と観光客の皆さん、和やかな雰囲気で記念写真です。
春うらら・上空のヘリコプターを眺めて
夢おこしの会・前川代表と共に、吉川ゆうみ参議院議員・今度の立候補予定の山本さちこさん何を見て笑っているんでしょうね???
お祝いの舞い
丹生俣神楽保存会の、これからの名松線の安全と美杉町の発展・美杉町民のご健勝を祈っての神楽舞いです。
ジャズバンド白山
名松線を元気にする会と協力しあう、ジャズバンド白山も白山町から応援に駆け付けました。
美杉老人クラブ連合会
美杉町の老人クラブのみなさんも、名松線全線復旧と開通80周年記念を盛り上げるためにかけつけて踊りを披露されました。
夢おこしの会・イベント参加を呼びかけました
夢おこしの会は、津市美杉町の団体(伊勢本街道を活かした地域づくり協議会)とは友好関係ですので、名松線全線復旧イベントには是非参加したいとの思いでした。
今回は、松阪市全域で復旧イベントに参加してほしいと呼びかけました。 お祝いイベントですので、演題も「手拍子のそして祝といたしましょう」を御披露をさせていただきました。松阪市無形文化財「しょんがい音頭と踊り」
しょんがい踊りも、観光客の中へ入り、浴衣姿で元気に踊ってくれました。
あら~もえかんしょ あら~よいとこしょと掛け声をいただきました。
太郎生大正琴グループ「華」
名松線全線復旧のお祝いに、鉄道に関係した曲を演奏されました。
美杉舞踊クラブ
優雅な踊りは、美杉町民からのお客様への感謝の気持ちを表しています。
美杉連山のろし太鼓保存会
迫力ある和太鼓の音は、名松線全線復旧を祝って美杉連山に響き、復旧に御尽力いただいた皆さん方に和太鼓を通じてお礼を述べていただいた喜びの音だと思います。
名松線全線復旧・開通八十周年記念事業へ参加いただきありがとう
名松線は美杉町民の重要な交通手段のカナメです。6年半と長い歳月をかけ復旧をしたのですから、これからは一人でも多く利用をしていただきたい。
それと、春夏秋冬、名松線と共に変わっていく美杉の風景美をいつまでも楽しんで貰いたい。美杉町へ来て下さいと町民の声です。
みんなで、名松線を応援しましょう。