平成28年10月28日 深野棚田まつり行燈提供
深野だんだん田
深野は、白猪山標高820メートルのふもとに広がる幾重にもつながる石段が織り成す見事な棚田の景観が広がる地域です。
棚田の規模は120段、延長120キロメートル・面積135000平方メートルで日本の棚田百選に選定をされ、深野だんだん田と言われています。
この棚田は、室町時代から江戸時代初期にかけて開拓されたと言われ自然石で積み上げられている。
行灯に貼ってある紙は「深野和紙」
小雨の中、行灯の灯りが棚田の風情を写りだし、和紙に書かれた絵文字を眺められて会場へ向かっていられます。
深野和紙の歴史は、慶長4年に北畠の家臣が美濃から2名の紙漉き職人を招いて紙漉きが始まった。
現在は三重県伝統工芸品として指定をされ地元の保存会が郷土学習の一環として紙漉き体験を行っている。
深野地区の人々が「おもてなし」
夕方なので、少し寒くなったので暖かい鍋汁、甘酒で心が温まりました。
全国の棚田百選のコーナー
このコーナーは、写真愛好家の癒やしの場所です。全国の棚田の写真が展示をされているので、この写真を参考にして暗くなってきたらカメラを片手に出発進行です。
良い写真が撮れるのを期待します。
点火の合図を待つ来賓
3500本の竹行灯・ペットボトル行灯に灯が点ると幻想的な景色に変わります。
点火の点検をする前川代表
盟友の大久保議員と、準備万端。後は合図を待つだけ
親子で餅つき、頑張って
深野地区は、深野和紙はもちろん有名ですが、米も山間部なので温度差があり、叉、良質な水が豊富なので米の味も良いと言うことです。
良質な水は、深野牛の肥育にも利用され松阪肉の生産地としての名を高めている場所です。
ライブに耳を傾けて
小雨も収まり夕暮れ時も近づき、ライブを楽しみに集まってきました。
地元の食材を使っての名物(ヨモギ草餅)を食べながら、うっとりした音楽を聴くのも日頃の仕事を癒やしてくれます。
山あいに広がる音楽は最高です。
子供達が作った、手作り行灯
最近では、どの地域も考えなければならない事があります。少子高齢化です。
この地域も、この様な問題に頭を悩まされていることでしょう。
子供達も一生懸命、地元の行事に参加をされているんだなと感じています、「頑張って」と声をかけて下さい。
参加人数も毎年増える
今回は、天候が少し悪いとの発表があり出足が少し悪かったのですが、途中から持ち直し、風も収まったので、市内外から風景写真家がかなり集まって頂いていました。
地元の方々に話を聞かせていただき、何回と続いていく中で新しい「何か」を付け加えていかなければとコメントをいただきました。
深野の山あいに光る「行灯」
夢おこしの会から、行灯50基を寄贈しました。深野和紙の張られた紙には思い思いのメッセージも書かれ、希望の行灯としていつまでも、この地区を灯ってほしい。
棚田への道を照らす「行灯」
深野地区はかって伊勢本街道があり、伊勢参りの旅人や侍が訪れたそうです。
柿野小学校の近くに「接待場跡」は旅人や役人にお茶を振る舞った場所と言われているそうです。
夢おこしの会・代表のメッセージ
今回の、行灯50基の寄贈した深野地区は、奈良・京都、叉、西国から伊勢神宮へお参りする最も古い街道「伊勢本街道」が通っている事から旅人がいろんな文化をこの地区へ持ち込まれたのではと思います。
そして、その文化と昔から地元にある(今で言う地元の特産品)商品をマッチングされて今に伝わる伝統的な商品を作っていったのかと推測をさせていただきます。
この様な、歴史のある地区に、私達の夢おこしの会の行灯が街道を照らせると思いますと感動をします。
これからも、地元の方々の力で、行灯の灯が消えないように頑張っていただきたいと思います。