松阪市御城番、川柳・俳句行灯点灯式 平成23年8月13日
伊勢本街道に[光]が灯りました。
松阪市殿町の国重要文化財 御城番屋敷の町並みに、3月に発生した東日本大震災で亡くなられた方々の冥福と震災復興の祈りを込め、行灯の点灯を行いました。
石畳に並んだ行灯
約40基の行灯が並べられ、100句の川柳・俳句が石畳を照らします。
松阪城址から御城番屋敷を望む
幕末期(文久3年・1863年)に旧紀州藩士が松阪御城番職に就いた際に建築された武家屋敷の町並みに行灯の明かりが点りました。
松阪城址に並ぶ行灯
御城番屋敷から松阪城址南側の裏門跡へ続く道すがらにも行灯が並べられました。
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意匠を凝らした行灯
松阪城址に並べられた行灯は、その形や側面に描かれた絵や文字が一風変わった凝った物でした。
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よいほ小苑と御城番屋敷
午後7時の点灯と共に、御城番屋敷北側にある公園「よいほ小苑」にも人が集まり始めました。
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葵紋が記された行灯
御城番屋敷に縁のある紀州徳川藩の葵紋と御城番屋敷が行灯には家康の句が書かれています。
夕闇に映える行灯
日が落ちて少し涼しくなると、御城番屋敷の町並みにも人が増えてきました。
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月明かりに映える
満月の月明かりと行灯の明かりが御城番屋敷を包みます。
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句を見て回る
日も暮れ夕闇の中、行灯に書かれた句を見て回ります。
御城番屋敷と行灯
14日・15日両日とも好天に恵まれ、多くの方に行灯を見ていただくことが出来ました。
以後点灯観覧について
毎月一斉点灯日: 30日(3=さん 0=ぐう 参宮とゴロ合わせ) と 10日 20日も
午後6時頃より午後10時頃まで点灯していただけます。
行灯には地元の方々の川柳・俳句が書かれています。
(天候や状況により必ずしも点灯しているものではありません。)